自営業の方は事業の規模が小さく、
常に運転資金不足に陥ることが
多くあります。
そんなとき頼りになる融資会社にはどこがあるのか?
について調べてみました。
政府系事業融資日本政策金融公庫
「金利が低い業者」を優先して考えた場合、
日本政策金融公庫がまず一番に挙げられます。
金利は基準として1%台~2%台で融資を受けられます。
但し、金利が低い分、借入の審査に受かるため
にはいろいろな条件があります。
特に「担保(不動産、有価証券等)などの
担保設定ができるかどうか?」によって
審査通過は大きく変わってきます。
政府系の金融機関ということで、リスクが高い
融資は厳しく敬遠しています。
これらを見ると他の金融機関と比べて
審査通過のハードルは高いと言えます。
※税務申告を2期以上行っている方なら、
担保不要というサービスもあります。
創業計画書は必要となります。
メガバンク・地方銀行
自営業者がメガバンクで事業性融資を受けたい
と考えた場合、今まででは高い確率で審査に
通らなかったはずです。
銀行からプロパ融資を受けられれば、
金利は4%まで程度で融資を受ける
ことができますが、
このプロパ融資を受ける為には、確たる
事業計画書の元、将来の利益確保が明確
にされた事業でない限り、銀行のプロパ
融資は現実となりません。
しかし、最近のマイナス金利の影響もあり、
事業者向けの融資の門戸が広がっています。
メガバンクや他の銀行はネットで申し込みが
できる「ビジネスローン系」のサービスに
力を入れています。
この融資であれば、審査通過の確率は
プロパ融資よりぐっと高くなるサービス
です。
但し、金利については今までの事業性融資と
比べると格段に高い数字となります。
100万円以下の限度額融資なら14%前後となります。
これは個人向けカードローン融資の金利と
ほとんど同じとなり、
そもそも銀行は社会への企業・事業者に融資を行う
のは、世の円滑な経済活動を支えることでの存在意義
のものとは言えない大きな違いがあるといえます。
信用金庫での事業性融資が現実的
信用金庫と銀行では存在意義が大きく違います。
銀行も社会の経済発展のため、お金を動かす
という意義がありますが、銀行は株式会社です
ので、あくまでも会社の利益追求が目的となります。
しかし、信用金庫はそれとは違い、特に自営業
のような小さな事業者にも目を向けて対応する
ことを存在意義としています。
信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人です。利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されます。さらに、営業地域は一定の地域に限定されており、お預かりした資金はその地域の発展に生かされている点も銀行と大きく異なります。 出典 全国信用金庫協会信用金庫と銀行・信用組合との違い
金利の幅は広くあります。低い金利なら5%台、
それ以外だと~14%程度の金利までが対象と
なっています。
このように金利幅がある理由は、やはり審査
での評価によるものです。
結論として、審査の評価によって事業性融資の
金利は大きく変わってきます。
貸金業系ビジネスローン
貸金業系のビジネスローンは、
この中では一番金利が高い、
しかし、審査のハードルは一番低い
審査結果が一番早く、融資実行も最短
即日で借りられると言えます。
金利は限度額100万円以下だと18%という
金利がほとんどです。
ビジネクストのような大元がアイフルの経営
や、オリックスクレジットビジネスなどの
会社があります。
自営業の場合、考え方として事業性融資に
こだわらず、消費者金融で個人的にカード
ローンの融資の申し込みを考えることもできます。
レイクALSAなどでは、
180日間無利息でお金をかりることが
できるサービスもあります。
参考 ・お金をすぐに借りたい人に朗報!無利息期間が長くてタダで借りられます
まとめ
事業計画がしっかりしていて、将来の利益確保に
大きな期待があると考えるなら、
日本政策金乳公庫や銀行に申し込みを行い、
金利の低いサービスで検討するのがベストです。
それ以外のものとして、
とにかく急いでいる
少額でもいいのですぐに借りたい
事業計画ができるほどの余裕がない
という理由をお持ちであれば、金利は
高くなりますが、ネットで簡単に申し込みが
できて、審査結果も早いビジネスローン系に
頼る必要があるといえるでしょう。